そもそも必要かどうかを慎重に検討しよう

保険会社によっては、自動車保険に加入する際に、オプションで個人賠償責任特約を選べるところがあります。この特約は、文字通り、日常生活において過失などによって他人に対して賠償責任を負うことになった場合に適用されるもので、うまくいけば賠償金を全て保険金で賄うことができるかもしれません。もっとも、特約を利用するかどうかを判断する際には、それが本当に必要なのかを慎重に検討する必要があります。というのも、この手の特約は自動車保険に限らず様々な損害保険に付帯しているものだからです。例えば、家の火災保険で既に特約を付与しているのであれば、わざわざ自動車保険にも同様の特約を付ける必要はありません。保険料が無駄になるだけだからです。

カバーされる賠償責任の範囲を確認しよう

個人賠償責任特約を付けるかどうか検討する際には、それによってどのような賠償責任がカバーされるかをしっかりと確認することも重要です。個人賠償責任特約はあらゆる賠償責任をカバーするものではありません。わざと他人に怪我をさせたような場合には、保険金は出ませんし、それ以外にも、当然保険金が出ると思っているような事案が、実は保険の対象外であるというケースは少なくないのです。特約によってカバーされる範囲は保険会社によって異なっているため、どうしても特約を付けたいと考えているのであれば、まずは複数の保険会社の特約の内容を見比べてみるのがおすすめです。そうすれば、せっかく特約を付けたのに当てが外れるといった事態は回避できるでしょう。